こんにちは、ケチャッピーです。
仕事をしているといつもため息をついている人、そうでない人がいます。
大学の卒業式が終わり、明日が入社式という事であえて書いています。
院卒でこれから働く友達、部活の後輩、同様にスタートする読んでくださっている方々へ向けて。
違和感を感じだしたら、今の状況を疑う。本当におかしい慣習が継続して続いていたとしたらすぐに逃げ出せ、と。
自分も1年目は毎日ため息ついてました。
毎日5時に起き、6時に出社して、退社するのが20時半~21時
与えられたことをこなし、特に何も考えず業務を終わらし疲れて寝る、そんな生活でした。
段々と出勤するのが嫌になってきた。
これは、今となっては失敗だったなあと思うのですが、給料を自給換算してしまったのがいけなかった。
こんなに長い時間拘束されているのに、これだけ???
具体的には書きませんが、高校生のアルバイトより稼げていないくらい。
大企業に入ったは良いけど、肉体的にも精神的にも疲弊してこの程度の給料しかもらえないのか。。
そもそも、こんなことしたかったのか。
等、自分の気持ちの中にある、「仕事に行くのが嫌だ」という気持ちを度外視して、外的要因や、過去の自分の否定を始めてしまいました。
そうなってきたら、もう落ちていくスピードはすごかったです。
自殺しようかと思うまでに
ルート営業になり、自分の担当をもって1か月。
起きてから激しい吐き気に襲われて、便器に顔を突っ込んだまま動けないという状態になった。
この週はお盆前の繁忙期で、「ここを乗り切れば、地元ののみんなに会える」
それが、自分のエネルギー源となり、頑張って耐えていたが、ついに緊張の糸が切れてしまったらしい。
その日は有給をとり、支店の方々にサポートしていただいたお陰でなんとかなった。
誰一人として、僕のことを責める人はおらず、心配してくれた。
それが今ちゃんと会社に残って仕事をできている一番大きな理由だと思う。
支店長の「自分の家族より長い時間過ごしてるお前を家族だと思ってる」この言葉に何度救われたかわからない。
「人員」とか頭数じゃなく、「お前が」とわずか勤続1か月の人間に対して言葉をかけてくださった事が本当にうれしかった。
今でも思い出すとその時の状況が思い出され、涙が出る。
その後、第二波が訪れ、今度は
「階段から転がり落ちたら、骨折してしばらく出社しなくてもすむのでは?」
「今、もたれている窓が割れたら、落ちて死ぬ?」
とりあえず、この世から消えてしまう事ばかり考えて生きていました。
土日も、心療内科に電話して、
「平日じゃないと、常勤の先生いないです。鬱っぽい症状を和らげていくには複数回きてもらう必要があります。だから常勤の先生でないと。。。。」
そこで電話切ったりした。
「病院に行くから仕事休みます。」なんてただでさえ心配されているのに、とても言えなかった。親にも言えなかった。とにかく心配かけたくなかった。
さらに最悪だったことは、土日を使って地元に帰っている時に交通事故を起こした。
幸い、どちらも大事には至らず、車だけが壊れた。
この時も、「自分は人の時間を奪う人間」
「会社に利益を残さず人様に迷惑をかける人間」
と、自己否定は止まらなかった。
解決したのは自分自身だった。
とはいうものの、最終的には自分で殻を破った。
- 他人にどう思われているか
- 同期はすでに結果を残している。
- 自分がいることで周りの人間にマイナスの影響を与えているのでは?
こんなことばかり考えていた。
毎日、まわりの目が気になった。
けどそれは、妄想にしか過ぎなかった。
自分が考えているより周りの人は自分のことを見ていない。
本の一節に助けられた。
自分が悩みに悩んでいる事ってこんなちょっとしたキッカケで変わる。
だから僕が言いたいこととしては、悩んだり腐ったりしたら本を読んでほしいです。
スマホも何もなかった時代、先人たちは僕らよりもはるかに悩んでいると思いますので。
そこからは、まず吐き気はするけど、
出勤すればとりあえずオッケーというルールを作った。
毎月のノルマの数字とかはあるけど。自分が何歳まで生きていられるかという事のほうがはるかに大事なので、とりあえず出勤。
仕事は、本当に与えられたことをキチンと確認しつつミスなく終わらす。
この小さな積み重ねを行い、少しずつ自分に自信をつけて、殻を破った。
一年間育った土地を離れる時、
「成長したな」
「良い意味で、図太くなったな」
「良いぞ、そのままでいけ」
等と言っていただいた時はあの時腐らずに本当に良かったと思った。
この記事を読んで、立ち止まっている人の助けになれば幸いです。
マイナスをプラスにという、よくある話ですけど、僕が実際に体験した話。
けど、こうやって復活したのは、人に恵まれたからというのが一番大きい。
言葉には出さないが陰ながら心配してくれてた人、メンターの先輩。
この人たちがいなかったら終わってた。「仕事」というものに対して悪い印象を持ったまま転職し、同じ様な理由で転職し続けていたかもしれません。
しかし現代社会において、皆が人に恵まれているわけではない。
だから、もう無理と思ったらまずは気ごころの知れた人に相談することを忘れないでください。
こんなこと言ったら笑われるかも。。と心配される方は、
本気の相談を笑うやつは切り捨てていい。本当に信用できる人を大切にしてください。
まとめ
- 悩んだり腐ったりしたら本を読む!
- ハードルを下げまくったルール設定。それによる小さな成功を積む。
- 無理と思ったら信用できる人に相談。
- 信用できる人を大切に。
現在、入社3年目に突入しました。
どうすればストレスを減らしながら働くことができるか?という視点で周りの目を気にすることなく働けています。